3月の米ボクシング・シーンは大激闘の連続です。バスケス対マルケス弟、パッキャオ対マルケス兄に続き、22日にカリフォルニア州カバソンで行われたWBOライト級暫定戦「ホエル・カサマヨル対マイケル・カツディス」も凄まじい内容となりました。ドラマ性という点では、この試合が一番かもしれません。
会場となったのは半屋外の特設テント。カバソン自体が高地に位置するため、夜はけっこう冷えるのですが、テントの中だけはものすごい熱気でした。

先週末は氷点下のオハイオ州コロンバスで「UFC82」を取材しました。
この時期のコロンバスは毎年恒例となっている「アーノルド(シュワルツェネッガー)・スポーツ・フェスティバル」の真っ最中。ボディビラーを中心にした15万人以上の選手、参加者が街に集まっていたらしく、空港や道が筋肉隆々の男女で溢れかえっていました。
同フェスティバルの一環としてレスリングやボクシングの大会も開催されていたようで、29日には今年度のボクシング部門「功労賞」に選ばれたケリー・パブリックの表彰式も行われました。
日曜日、ラスベガスへ戻る便の二つ隣の席にハシム・ラクマンが乗っていましたが、彼もやはりフェスティバルがらみの遠征だったようです。

別口で行われたUFCの方ではMMA界のメジャーリーガー、岡見勇信が元王者エヴァン・ターナーに2RKO勝ち。首相撲からの左膝一発によるフィニッシュ・シーンは、痛快そのものでした。これでUFCミドル級タイトル挑戦が、いよいよ見えてきました。


Fotolog

計量前にシェーン・モズリー、マルコ・アントニオ・バレラ、ウンベルト・ゴンサレス、ダニエル・サラゴサらが、ゲストとして壇上に上がりました。

木曜日にラスベガスのハードロック・カジノで開催されたトップランク社の「あおりイベント」は、メインカードの2戦がともに初回KOで決まるという速攻即決の内容になりました。そのうちの一つ、ライト級の10回戦では帝拳USAのウルバノ・アンティロン(写真上)がマニーの弟ボビー・パッキャオに快勝。無敗レコードを更新するとともに、世界初挑戦に向けて大きく前進しました。

アンダーカードには女子ボクシングの元トップアマ、フィリピン系米国人のアナ・ジュラトン(写真下)が出場し、大差判定勝ちでデビュー3戦目を飾りました。サンフランシスコ生まれの“ハリケーン”・ジュラトンは現在、フレディ・ローチ・トレーナーに従事しています。


08.2007

03.13.2008

火曜日の昼前に、マンダレイベイの正面玄関でマルケス兄&パッキャオの現地入りイベントが行われました。すでにものすごい数の報道陣、関係者がベガスに集結していて、半ばパニック状態でした。
その後、パッキャオが「IBAジム」で公開練習を行いましたが、同ジムは街の東エリアにある“秘密練習場”的な施設。ごく普通の住宅地にあるやや古めの邸宅、その裏庭の離れに作られた完全プライベート・ジムで、ラスベガスで試合をするトップ選手の調整場として、よく利用されています。

08.03.04

ラスベガス・プレミアム・アウトレットのオモチャ屋さんで、HBO放送席のレギュラー、JIM LAMPLEYとLARRY MERCHANTのフィギュアを発見し、即買いしました。ロッキー系の商品なのですが、マニアックすぎて売れないのか、一体6ドル98セントに値下げされていました。ジムの方は微妙ですが、ラリーはけっこう似ています。
明日からマルケス対パッキャオのファイトウィーク行事が始まる予定です。

15日に行われたWBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ、ファン・マヌエル・マルケス対マニー・パッキャオ戦は、死闘の末にパッキャオの2−1判定勝ち。お互いの闘志と技巧、パワーをぶつけ合う素晴らしい12ラウンズでした。まだ3月ですが、年間最高試合の有力候補という声もあがり始めています。
両者が顔をカットしたため、レンズに降りかかる鮮血を拭いながらの撮影となりました。

マルケス対パッキャオ2の最終会見が行われたのは、マンダレイベイの最上階にある「ハウス・オブ・ブルース」の会員制特別サロン。ここがボクシングの行事に解放されるのは、ウインキー対モズリー2の会見以来、3年半ぶりのことです。
パッキャオは珍しく目を潤ませて勝利宣言。王者マルケスの方も、集中度の高さを感じさせるような、良い表情をしていました。




03.14.2008

03.24.2008

(C)Naoki Fukuda

リングサイド4列目に座っていたマイク・タイソン。

試合後の会見では、勝者カサマヨルにかみついた現3団体同級王者ネート・キャンベルが、セキュリティーにつまみ出されるという一幕も。




03.19.2008

03.15.2008

マルケス対パッキャオの前日公開計量は予想以上の大盛り上がり。応援の勢いでは、今のところフィリピン勢が明らかに勝っています。マニーのあだ名である“パックマン”に扮したファンもいました。

03.12.2008

03.11.2008